グレンフィディック 15年 ソレラリザーブ ・・・のハイボール

商品画像グレンフィディック 15年

日曜の夜だというのに、部屋が写真撮影に耐えうる状態ではありません・・・
うーむ。

本日の夜はポッサムにしたので、
口をすっきりさせるハイボールを♪

グレンフィディック15年+サントリー プレミアムソーダ ライムジュース1/2tspのハイボール。

グレンフィディックはハイボールにお勧めな味でした。
香りも味もしっかり。

思うに、ハイボールに向くモルトは、「水を丸く」し、「水を甘くする」かがポイント。
ピート臭はなるべく少ないのがいいです。

Ichiro's Malt Double Distilleries


イチローズモルト ダブルディスティラリーズ

【オフィシャルページより抜粋】

肥土伊知郎(あくと・いちろう)氏の自らの名前を冠したこのウイスキーは
肥土氏が以前経営していた羽生の東亜酒造の倒産後、廃棄される予定だったウイスキーを自ら買取り、福島・笹の川酒造に預かってもらいながら、在少しずつ製品化をしているウイスキーである。
肥土伊知郎が以前経営していた東亜酒造が2004年に関西の酒造メーカーに売却
され、傘下に入りました。売却先はウイスキーに関心がなかったため、再建の途中で、一時は廃棄される運命だった熟成中の約4000樽のウイスキーの原酒ですが、「我が子を捨てるような事は出来ない」として、肥土伊知郎氏が一人で独立して、販売を続ける事を決断しました。
写真.JPG酒造免許もなく、原酒は製造免許を持つ福島県郡山市の「笹の川酒造」にお願いして、一時引きとってもらう。ようやく資金を集めて2004年9月にベンチャーウイスキー社を立ち上げました。


【バックラベルより】
多くの優れた原酒を生み出しながら、2000年の蒸留が最後になった羽生蒸留所。しかし、創業者の孫の手により、2008年に秩父蒸留所の創業が開始されました。この二つの蒸留所の原酒を使用した、ダブルディスティラリーズ。過去からの贈り物と新蒸留所のウイスキー原酒が時間を越えてひとつになりました。まろやかさと複雑さを併せ持つ個性をお楽しみください。

日本人による日本製ウイスキー。
山崎と宮城峡は「森のよう。日本的」と表現できるが、
これは海を越えた味の感覚がします。

<香り>
オレンジに焦がしたナッツ。(香ばしいナッツではなくて焦がしたナッツ)
スモーキーさ目立つ。

<口当たり>
ザラッとした口当たりに若干のぴりぴり感。
喉越しでピート臭、返しは完全にピート臭。

パレートの華やかな香りから、返しのピートまでの香りの変化がものすごい。
癖になる人は癖になりそうなジェットコースターのような変化です。

個々の癖が強く、バランスは崩れている感じ。
emはバランス重視型なのであまり得意ではありませんでした。

部屋が汚く、写真が素敵に撮れませんでしたが、
便も箱もとてもかわいいです。
お酒好きな友達へのプレゼントにちょうどいいパッケージ。
万人受けするようなウイスキーも、同パッケージで期待したいです。

恒例のソーダ割りは結果がわかっているのでやめておきました(^^;

宮城に行ってきました:松島編

一泊二日で宮城に行ってきました。

私たちは、車の運転が出来ないので、すべて公共交通機関を利用した旅をしています。
今回は、JRのお得切符、ウィークエンドパスがだいぶお役立ちでした。

~1日目:松島編~

朝一の「はやて」に乗って仙台→仙石線石巻行きに乗って松島へ。
早速遊覧船乗り場に急ぎます。

今回利用したのは松島ベイクルーズの「松島湾ひとめぐりコース」。
50分で主要な島をめぐってくれます。
写真 


電車から松島に近づいた車窓でも、岩にいきなり立派な松がそびえている姿は
圧巻でしたが、船で近づいてみるとまた感動がありました。
クルーズを利用されるのはぜひお勧め。

手から直接餌をやるだんなちゃん
船の後ろから船内に売っている「かっぱ×びせん」でかもめに餌をやれます。
風に乗ってホバリングしながら、正確に餌に食らつきます。
空に投げても高い確立で空中キャッチ。
船に入ってきたり、食べようとした「かっぱ×びせん」にまでは手を出さない、
なかなか礼儀正しいかもめたちでした。

※この餌やりは、「かもめがホバリングしやすい方向」に進んでいるときじゃないとうまくいかないようです。
 風の影響なのか、帰りはかもめがうまく食いつけないようで、
 かもめも四苦八苦、餌をやってた人も食いつかれずにさびしそう・・・

橋島?
しかし、不思議な形の島々。もうこんなの狙って彫ったとしか思えない形。
自然の造形美って不思議ですね。
いるか島

左の写真は偶然取れた面白い写真。
色や奇妙な岩と合わせてちょっと諸星大二郎っぽいw

船できいた説明とは違うのですが、個人的には「かえるの王子様」島。

船から下りた後は五大堂を見学しました。
ハチクロのすけた橋のモデルがあります。
五大堂写真はこちらから借用しました。

瑞巌寺はまさかの本堂修繕中!!のため、普段非公開の庫裡なんかが公開されていましたが、
巨大建造物好きの私には残念・・・・
円通院の苔むした庭園には癒されまくりました~(^^
ちょうど微妙な雨が降っていたので、庭中しっとりしていて心地よいお散歩になりました。



もう牡蠣が出ていたので、「牡蠣丼フェア」に乗っかって、
牡蠣の天丼をいただき、作並温泉へ。

松島の人はみんな親切でとても礼儀正しい方ばかりで、
旅中悩みになるトイレの心配もぜんぜん必要なく、
ひたすら癒される旅程でした。

スゴイケーブルに思うこと

シス蔵
シス蔵を見ていてこんなケーブルを見つけました。

スゴイケーブル




PC同士をUSBで接続して、デスクトップやマイドキュメントのファイルの移動がしやすい製品

使ってないのですが、
USBメモリに簡単なSWを組み込んでいるだけのつくりのよう。

面白いのは、これ、誰が買うの??というところ。

おお!これはスゴイ!!と思いました。
システム部としてPCの準備等も行っている仕事の関係上、
PCの入れ替え時にファイルサーバーを経由してファイルを移動するのも
若干面倒だし、USBメモリでも同じこと。

ただ、その仕事の関係上においても、
使う場面を想定すると月に1回ぐらい・・・?

ましてや、3年か4年に一度くらいしかPCを取り替えない一般ユーザーに必要なものとも思ない。

でも絶対的に面白いし、うっかりほしい!!と思わせてしまう、
やっぱりスゴイ製品だと思うのです。


こういう製品に出会ったとき、
「どのような会議を通って製品化されたのだろう?」
と思わずにいられない。

「市場調査をしたところ何%のユーザーが必要としていて
 売り上げ目標は○個で、何ヶ月で開発費を回収できます」
「広告的な要素があり、うんぬん・・・・」
なんてプレゼンはされていないと思う。
(してたらごめんなさい。
 そして書いてて思ったけど、マニア受けして結構売れるかも・・・)

MACALLAN CASK STRENGTH 10 YEARS OLD

ザ・マッカラン カスクストレングス
「ザ・マッカラン カスクストレングス」のカスクストレングスとは樽出し原酒のことです。シェリー樽のみで熟成を重ねたモルトをアルコール度数もそのままに瓶詰めした逸品です。「ザ・マッカラン」のシェリー樽は、スペイン・ヘレス地方で手作りされ、最低でも3年、シェリーの熟成に使われたものを使用しています。今回発売するカスクストレングスは、冷却ろ過をせずに瓶詰めしているので、樽にふんだんにしみこんだシェリーの風味が贅沢に楽しめます。スパニッシュオーク由来の華やかな木香とシェリー由来の深みのある独特の熟成香、甘やかで芳醇な味わいが特長です。
http://www.suntory.co.jp/whisky/macallan/cs.html

注ぎたて → 
上質なオレンジピール(ウイスキー漬け込み)のカカオチョコレートがけのような香り。
60度アルコールの強い刺激が喉にしみるが、「消毒液アルコール」っぽくはなく、芳醇な香りが勝っている。
返しで苦味が広がり、若干のぴりぴりした刺激がある。
MACALLAN Gran Reserva 18Years よりはぴりぴり感が少なめ。)

5分ぐらい経過
少しアルコール感が強くなり、オレンジとほんの少しのシナモン。
味はあまり最初と変わらない。

返し後の余韻がとても長い。
一口飲んだ後、ずっと「森にいるような」心地よい香り。


この間懲りたので、ソーダ割りはせず。

MACALLANは二本目ですが、複雑すぎて語彙が少なく、表現しづらいです(^^;
全体的なバランスがとても良くて、香り、口当たり、返しまでトータルで
「優れたものを味わった」という感覚にさせてくれます。

神の雫を読んでても、なんだこりゃ・・・と思っていましたが、
複雑な味の表現は難しいですね。
ウイスキーレビューを書き始めてから、ソムリエってすごいなぁと思いました。



MACALLAN Gran Reserva 18Years




ザ・マッカラン グランレゼルバ18年
1度目のオロロソシェリーの樽のみで熟成させた、文字どうり特別なモルトです。


こちらは1979年ヴィンテージの350樽から厳選された、50樽分のみをボトリングした限定バージョン。
以前ウイスキーマガジン誌で、スペイサイドモルト部門最高点を獲得したこともある逸品です。

このオールドボトルの「グランレゼルバ18年」は、1982年のヴィンテージで最後です。
旧グランレゼルバ18年はこの1979年がシリーズ第一弾ですが、1979年、1980年、1981年、1982年の4種類のヴィンテージのみです。
理由はそれだけの質・量を満たす樽のストックが限られているからだそうです。

http://blog.livedoor.jp/hoshina0121/archives/65298394.html

※オロロソシェリー : ちょっと強めのスペインのシェリー酒

だ、そうです。
上のブロクのは1979年、うちのは1980年。
おや、私の誕生年度ではないですか。

注ぎたて → 甘くないチョコレートの香。カカオ70%ぐらいのビターチョコ。
奥にりんごのかおり。
ちょっと舌がしびれるような、いわゆる「樽の渋みが出ている」
たとえるならウィルキンソンの辛いほうぐらいのぴりぴりが心地いい。
 
5分後ぐらい → うっすらとした焼りんご臭。カカオが飛んだ。
一口を口全体に広げて味わうと、舌の味覚帯域を感じられる(ナゾ
奥深さって、こういう味なのかもしれない。

正直これはソーダで割ると美味しくなくなるような気もして、
さらに夫からこのようなリンクがそっと送られてきたのですが↓
Yahoo オークション http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n91928498
※ マッカラン グランレゼルバ 18年 現在(2010/08/30 0:44)の価格:36000円
・・・・まぁ、お約束としてソーダ割してみた。

うん、ピート臭が出てきて、かおりはアップルハチミツ的でいいにおいだけど、
味のバランスが壊れまくり、残念な感じに仕上がりました。

GRAGGANMORE 12Years

GRAGGANMORE 12Years
GRAGANNMORE 12Years (グラガンモア 12年)

■オールドパのメイン原酒。香りが豊かでコクがあり、飲みやすい品。
■穀物由来の旨みと樽香のバランスがよく、お酒の苦手な人でもOK。

■クラガンモア蒸留所は、スコットランド内で最も多くの蒸留所が集まる、スペイ川周辺に広がるスペイサイドに位置しています。1869年にこの地に設立されて以来、クラガンモア蒸留所は、現在に至るまで当時と同じ設備、ほぼ同じ手法によって製造を続けています。洗練さと複雑さを兼ね備えた、クラガンモア。その誕生については、この蒸留所が持つスピリッツスチルの特殊な形状を抜きに語ることはできません。

■その極めて複雑な香りと味わいは、蒸留所の創設者であるジョン・スミスが、上部の平らなポットスチルを採用したことで、生まれたものです。スチルの独特な形状により、蒸気中の不純物がローワインに戻され再凝縮する「リフラックス」を可能にしました。軽めで繊細な蒸気だけが、クラガンモアになるのです。

■香りが豊かでコクがあり、飲み口がやわらかなスペイサイド・モルトを代表するウイスキーである。
■その華やかさとバランスのよさはモルトウイスキーが初めての人でもハードリカーの苦手な女性でもいくらでも飲めてしまう.評論家マイケル・ジャクソンの採点でも12年物が90点とスペイサイドではマッカランに告ぐ高得点となっている。






注ぎたて → ちょっとハチミツよりなふんわりした上質なかおり。
かおりがすごく美味しい。
若干甘めでやわらかい口当たり。
返しもきつすぎず、なさ過ぎず。

5分ほど経過 → あまり変わらず。
香がちょっとだけこうばし気味に。

トータルとしてバランスがよく、美味しいような気がしますが、
あまり特徴がないので素人にはわかりにくいです(^^;


「ソーダで割って・・・(以下略)」といったら
「ふっは(鼻で笑う)。別にいいよ。ソーダ割で飲むし、これ。」といわれる。

ソーダで割ると何でも間でもピート感が高まることが最近わかってきましたが、
これはピート感もまぁまぁで、ちょっと塩感と丸みのバランスの取れた、
美味しいハイボールに。

ちなみにソーダはサントリーの
「PREMIUM SODA ~山崎の天然水で作ったソーダ~」
ちょっと単価が高めですが、圧倒的に美味しい!!



このGRAGGANMORE 12年は、ちょっとしたバーで
1shot 750円~900円ぐらいのようですね。
あまり嫌いな人はいない味なので、
人にお勧めするにはいいウイスキーだと思いました。

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